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戦前の中国ナショナリズムは共産主義者の隠れみのだった

   

日本の中国侵略を非難する左翼系の学者がその根拠としてよくあげるものに、当時の中国におけるナショナリズムの高まりがある。当時の中国社会にはナショナリズムが無視できないほど勃興しており、日本はそうした中国民衆の感情を無視し、その正当な政治的要求を踏みにじるようにして侵略していったというのだ。

たしかに当時の中国に「ナショナリズム」が高まっていたのは事実であろう。しかし、より客観的な視点を確保するためここではいくつかの事実をおさえておきたい。まずひとつ目はそうしたナショナリズムは「一部の知識人」の間にのみ広がった現象であり、けっして中国人全員の間に広がっていたものではなかったということである。

そもそも当時の中国に知識人と呼べるほどの人物がいったいどれほどいたのか。日本でさえ大学進学率がわずか数パーセントにすぎない時代である。ましていまだ戦乱のただ中にあった中国においてをやである。そのようなほんのひとにぎりの人々による特殊な政治的主張をもって当時の中国人全員の意志であったというのはどうみても無理があろう。

もちろん、日本や西洋列強など外国人の横暴なふるまいに対して反感をもつ中国人は少なからずいたかもしれない。そうした素朴な感情をさして中国のナショナリズムというのであれば、それはそれで理解できない話ではない。

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しかしである。ふたつめの事実はそれがけっして素朴なものなどではなかったという点にある。中国の近代史の教科書に必ず登場する民衆の正義のデモなるものはそのほとんどが学生が主導したものであったし、その裏にほぼ例外なく共産主義者の陰があったことはよくしられている。つまり、そうしたデモのほとんどは、民族主義者の仮面をかぶった共産主義者によるデモであったのだ。

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要するに当時の中国のナショナリズムなるものは、ソ連およびコミンテンルからの指令を受けた共産主義者たちが、その裏で策動するための煙幕であり、一種の隠れみのでしかなかったのである。

現在の日本でもよくみかける一部の左翼系デモのことを考えてみてほしい。そうした多数の意見を反映しない少数派のデモの存在を根拠に100年後の人から当時の日本人はみな「そうしたデモ隊と同様の意見をもっていた」などと決めつけられたら今の人はいったいどう思うだろう。

ここにあるのはそれと同じ構図である。すなわち当時の民衆デモなるものは、一部の政治勢力によって巧妙につくりあげられた偽物のデモでしかなく、それをもって当時の中国全体の意思であったなどというのは、結局のところ左翼お得意の印象操作以外の何ものでもないのである。

 

 

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