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GHQによる日本破壊工作「母子別室制の強制」

   

img_0『GHQの日本洗脳』(山村明義/光文社)より

「日本の産院の衛生環境は汚い」と一方的に決めつけたGHQは、アメリカと同様の「母子別室制度」を日本に押し付けた。

それに対して多くの日本人助産婦が違和感を覚えていたが、あるとき、田中たつという助産婦がたまりかねてこう反論した。

「母子は一緒に寝かせた方が良いのです。赤ん坊の声を聞いて乳もよく出るし、母子の愛情が育成されるのであって、日本には日本の方法があるのです」。

しかしGHQは彼女らの主張には一切耳を傾けなかった。

また「日本人の乳児死亡率が高いのは、日本の看護システムが悪いからだ」と最初から決めてかかっていた看護兵のパネッサ大尉は、上から目線で教え諭すようにミルクの希釈法について日本人助産婦に講習を行った。

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これに対してベテラン助産婦の福山フクは、「そんなことは日本の助産婦なら誰でも知っています」と食ってかかった。

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パネッサ大尉が、不服そうな顔でこう問い返す。「それなら、日本の乳幼児の死亡率はなぜ高いのか」。

福山はこう答えた。

「それはミルクの希釈法が悪いということではなくて、(日本国内で)ミルクがなかなか手に入らないからです」。

実際、日本の都市部を空襲で無差別攻撃を行って無辜の市民を虐殺し、物流網を徹底的に壊したのはほかならぬ米国の軍隊だった。

ちなみに、ユニセフのデータによれば、昭和21年の敗戦直後の日本の乳幼児死亡率は、1000中70人とたしかに高かったものの、最近では同3.4人と世界各国のなかでも最低水準となっている。しかも、妊産婦死亡率に関していえば、じつのところ日本は米国よりも圧倒的に低かったのだ。

戦後作成された厚生省の資料によると、昭和4年の米国の妊婦死亡率が1000人中7人であったのに対し、日本はその半分以下の2.7人であった。

少なくとも戦前までは、妊産婦死亡率は常に2分の1から3分の1の割合で、米国より日本の方が低かったのである。

にもかかわらず、GHQはあらゆる分野において「日本は遅れた国であり、われわれは文明を与えてやっているのだ」という上から目線の態度で接していたのだ。

ちなみにこの「母子別室制度」は、戦後しばしば発生した「新生児取り違え事件」の原因とされている。

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 - GHQ, 連合国