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中国人の目に当時の共産党軍はどう映ったのか?

   

 

新中国建国後、中国ではこのような共産党礼賛ポスターが数多く制作されました。

ここに描かれているのは、当時の中国の一般民衆の多くが共産党に好意を抱いていたという共産党側からみた「歴史的事実」、もしくは共産党幹部の「脳内」光景です。

もちろん、これらは誇張された政治宣伝用のポスターであり、必ずしも事実を描いているわけではありません。しかし、中国共産党政府によれば、建国後はもちろんのこと建国以前の解放闘争時期においても、中国民衆の圧倒的多数は共産党を支持していたというのがその公式見解となっています。すなわち当時、中国民衆の多くが中国共産党および共産党軍を歓迎し、それに対する協力を惜しまなかったというのが中国共産党政府の主張です。

では、実際のところどうだったのでしょうか? 当時の中国の一般民衆は共産党および共産党軍をどのような目でみていたのでしょうか?

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ここにそれを知る格好の写真があります。1949年、「解放された」南京に人民解放軍が入城したときの写真です。

※写真はこちらからお借りしました→http://www.howitzer.jp/nanking/index.html

人民解放軍兵士をみる人々の表情は冷ややかでどこか当惑しているようにもみえます。とりわけ横目でにらんでいる子供の表情が象徴的です。おそらく大人たちの多くも内心では、この子供と同じように「うさんくさいやつらがやってきたぞ」とみていたのではないでしょうか?

少なくとも、このような雰囲気でないことは、あきらかです。↓

もちろん、この写真は例外的なものであり、人民解放軍は多くの場所で人々に歓待されていたと主張する人もいるかもしれません。

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しかし、それならば宣伝ポスターにあるように人々が共産党軍を歓迎している写真が実際に数多く残されていてもよいはずです。ところが、私もいろいろ探してみたのですが、そのような写真はどういうわけか、どこにも見つからないのです。

みつかるのはせいぜいこのように、いかにもマスコミを意識したような「みえすいた」自画自賛的な写真ばかりです。↓

ちなみにこんな写真もあります。

これは1945年に、ソ連軍が満州に進駐したときの写真です。

こちらは1937年、南京に入城した日本軍を迎えたときの写真です。

これらの写真をみるかぎり、当時の中国人がどの軍隊に対してもみな一様に冷ややかな態度をとっていたわけではなさそうです。

しかし、そうなるとまた、先にあげた「共産党軍を迎える中国人」の写真における中国人の異様な冷淡さがよけいきわだってくることになります。もう一度見てみましょう。

ここにあるのはどうみても「冷ややかな態度」です。すくなくとも兵士たちを温かく迎えようという雰囲気はみじんも感じられません。

もちろん当時、軍隊ことに「侵略軍」に対する中国人の態度がそう単純なものだったとはいいません。

けれど、ここからは「すくなくとも当時の中国人の一部は共産党軍を冷ややかな目でみていた」というシンプルな事実が浮かび上がってきます。

ということは、南京虐殺や共産党抗日戦争主役説と同様、この「中国人の多くが共産党軍を熱烈に歓迎していた」という共産党の主張には多分に嘘が含まれている可能性が高いといえるでしょう。

いや、あるいはもっと直截的にこういってもよいのかもしれません。「共産党軍は当時中国社会に跋扈していた山賊や流賊などと同様、多くの中国人に嫌われていた」可能性の方が高いと。

 

 

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