真実はプロパガンダに対抗する最良のワクチンである

カラハン宣言を発したソ連は偉いという左翼の愚昧

   

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ロシア時代に得た権益を支那に返還するとしたソ連のカラハン宣言。左翼はこれをもってソ連の寛大さを賞賛し、返す刀で支那の権益に執着しているとして日本を非難するが、これはまさに噴飯ものの話である。

こんなものは1億円強奪した大悪党が気まぐれに100万円を返すようなものだ。ロシア時代に得た権益というが、それならなぜモンゴルを返還しないのか? なぜ沿海州を返還しないのか? なぜ東清鉄道を返還しなかったのか?

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一方、日本の対支権益は、そもそもの発端が日露戦争にあることからもわかるように、わざわざ支那を助けるため本来しなくてもよい多大な犠牲と引き換えに100万円程度を確保したにすぎない。しかもそれは実際には強奪したものではなく、叛服常ならぬ支那当局の背信を防ぐための保証金のようなものである。

さらに、当のカラハン宣言が実際には実行されない空手形に終わったことを思えば、それをもってソ連の寛大さの証などというのは笑止千万というべきだろう。

左翼はいつもこのように片方を針小棒大に持ち上げ、もう片方を矮小化し、さらに土俵をすり替えるなどして自分に都合のよいように史実をねじ曲げるのが大得意である。戦後、歴史学が左翼教授による独占状態だったせいもあり、一般の日本人は長い間、このような詭弁にだまされてきた。しかし、最近そのような詭弁にだまされない人が増えてきたのはまことに心強いかぎりである。

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 - ソ連, 中国, 自虐史観