社会を破壊するガン細胞としてGHQにより埋め込まれた自虐史観

反日

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ちょっと長くなるが、以下は江藤淳の『閉された言語空間-占領軍の検閲と戦後日本』(文藝春秋、1989年)からの引用である。
「日本の「軍国主義者」と「国民」とを対立させようという意図が潜められ、この対立を仮構することによって、実際には日本と連合国、特に日本と米国とのあいだの戦いであった大戦を、現実には存在しなかった「軍国主義者」と「国民」とのあいだの戦いにすり替えようとする底意が秘められている」「もしこの架空の対立の図式を、現実と錯覚し、あるいは何らかの理由で錯覚したふりをする日本人が出現すれば、CI&Eの「ウォー・ギルト・インフォーメーション・プログラム」は、一応所期の目的を達成したといってよい。つまり、そのとき、日本における伝統的秩序破壊のための、永久革命の図式が成立する。以後日本人が大戦のために傾注した夥しいエネルギーは、二度と再び米国に向けられることなく、もっぱら「軍国主義者」と旧秩序の破壊に向けられるにちがいない」

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江藤がいみじくも指摘したように、GHQが植え付けたウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムの中核にあったのは、「軍国主義者」対「善良なる市民」という階級闘争の図式である。しかしここで重要なのは、攻撃すべき対象としての軍国主義者(国際情勢とは無関係にみずからの利益だけのために戦争を欲した人間)など実際には日本に存在しなかったということだ。その結果、このまぼろしの階級闘争は、あたかも敵と誤認してみずからの身体を攻撃しつづけるアレルギー細胞のごとく、あるいはみずからつくりあげた幻覚と戦いつづける妄想狂患者のごとく、日本社会を破壊しつくすまでけっして止むことがないのである。

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