韓国人は日本に対してなぜあれほど不可解な行動を取るのか?
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歴史マンガで分析する韓国人の思考パターン
韓国人がなぜあれほど執拗に日本を非難するのか、またなぜあれほど身勝手な理屈をぶつけてくるのか、疑問に思ったことはありませんか。
その疑問を解く上でヒントとなりそうな本を発見しました。
『マンガものがたり韓国史3』(国書刊行会)です。
これは韓国で発行された学習漫画を日本語に翻訳したものですが、ここには日本の植民地時代に対する韓国人の一般的な歴史観とともに、そうした歴史観を育んだ独特の思考パターンが漫画ならではの誇張表現のなかに率直に描かれています。
そのため、これを読めば、韓国人がなぜあれほど日本を非難するのか、その理由と特徴的な思考パターンがみえてきます。
というわけで、その中から韓国人の特徴的な思考パターンを示している部分をこれから何回かに分けてご紹介したいと思います。
まずは1931年に発生し、満州事変の遠因になったともいわれる万宝山事件のくだりから。
話は、日本がやみくもに満洲を占領しようとしていたというところからいきなり始まっています。
なぜ日本がそうしたのか、なぜそうせざるをえなかったのかという部分は、すっぽり抜け落ちてしまっています。
日本が朝鮮・中国侵略をもくろむ悪の化身だというのは証明不要な絶対的公理でもあるかのようです。
自分たちは何も悪くない、悪いのは向こうだ!
問題の万宝山事件です。その発端は、このように描かれています。
「我が国の同胞たちが開墾して水路を作ろうとしたのですが」「中国人たちがそれを妨害しました」と書いてあります。
ここにあるのは、自分たちは何も悪くない、悪いのは向こうだという、責任転嫁型の善悪二元論の図式です。
ところで、中国人が妨害したとありますね。なぜなのでしょうか。妨害したというからには、それなりの理由があったはずです。
調べてみました。
じつは当時、朝鮮人たちは水路の工事にあたって中国人地主の了解をとりつけていませんでした。しかも、朝鮮人が中国人地主と結んだ土地の賃貸契約自体、中国政府の許可を得ない違法なものだったようです。

漫画 日中戦争は中国共産党が仕掛けた謀略だった!
そうした違法行為を強行しようとしたため争いが起こったようです。
また一説によると、朝鮮人は「俺たちは日本人だ、お前らチャンコロとは違うんだ」などと日本国籍であることを笠に着て暴言を吐いたともいわれています。
これでは、中国側が怒るのも無理はありませんね。
ここに日本人警察が登場します。
「心配するな! 我々が助けてやるから水路の工事を続けなさい!」と朝鮮人の肩を持つように描かれています。
でも、それは当然のことです。なにせ当時、朝鮮人は日本人だったのですから。外国領土で日本人の権益を守るのは、政府として当然のつとめです。
いつのまにか日本人が悪者に‥
ところが、ここで事態は思わぬ方向に展開します。
「中国人たちが万宝山で朝鮮人を殺したぞ!」と日本が意図的にデマを広めたというのです。
前のコマには「日本は警察を送って」「中国人と争いを起こさせる魂胆でした」とも書いてありましたね。
日本はその衝突を利用して、一気に満洲を占領するつもりだったと筆者はいいたいのでしょう。けれど、万宝山事件の背景にそのような大がかりな計画があったことを証する資料はどこにもありません。
たしかにその2ヶ月後には、満州事変の発端となる柳条湖事件が発生していますが、それはまったく別の場所で起こったものです。しかも、それは現地参謀たちが何年も前から周到な準備を整えた末、計画的に引き起こしたものであり、偶発的に発生したこの万宝山事件とはなんのかかわりもありません。
一方、万宝山で何百人もの朝鮮人が中国人に殺されたというデマはニュースとなってただちに朝鮮国内に伝わりました。
怒り狂った朝鮮人たちは、同胞の仇とばかり朝鮮在住の中国人たちにいっせいに襲いかかりました。朝鮮排華事件です。ソウルを中心に100人以上の中国人が朝鮮人暴徒によって殺害されました。
ちなみに朝鮮在住の中国人に対する排斥運動はそれ以前からあったようです。当時、日本在住の華僑は日本人とはうまくやっていたのに、どうして朝鮮人とはそうできないのでしょう。不思議ですね。
ここで気になるのは、「怒った同胞たちは各地で中国人に暴力を振るい」「家を打ち壊しました」としか書いてないことです。
殺害したとはどこにも書いてありません。
加害者が被害者になりすます
そればかりではありません。それらはみな日本人が仕組んだものだったとされています。
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