左翼が日本を非難するやり口のひとつに「軍部暴走説」がある。「軍部が暴走したせいで、あの戦争が引き起こされた」というのだ。しかし、その一方で「日本は侵略戦争を行った」ともいっている。これは矛盾というものではないだろうか。
もし軍部が暴走したのであれば、その場合、上層部には侵略の意志がなかったことになる。また逆に侵略戦争だったというのであれば、上層部にその意志があったということになり、その場合、暴走ではありえなくなる。
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なぜこのような矛盾した説がもっともらしく流布されてきたのか。もちろんそれは、自らの学説に無理矢理当てはめた結果生じた歪みにすぎないのだろう。しかし、うがった見方をすればそうした歪みは戦争の真の原因を隠すためのいわば思想的カモフラージュとしても機能してきたのではないか。その目的は思考的迷路に誘い込むことで大衆の頭脳を疲れさせ思考停止へと導くことだ。
なぜどうしてと問いを重ねていけばもちろんやがて真実が見えてくる。だが、多くの人は面倒なのでそこまではやらない。普通はそこで思考停止してしまう。彼らの目論みはそこにある。
それが功を奏したのかはわからないが、戦後の日本人がそうした左翼の言説にころっと騙されてきたことは事実である。
これ以上騙されたくなければ、われわれはこれからも「なぜ? どうして?」と常に問い続けなければならないだろう。
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