姉妹サイト「歴史ニンシキガー速報」からの転載です。
Japanese Navy saved lives of British Navy in WW II – 1/2
※コメントは続編であるJapanese Navy saved lives of British Navy in WW II – 2/2からも拾っています。
海の武士道として有名になった駆逐艦「雷」艦長・工藤俊作による英人救出のエピソード動画。そこについたコメントを翻訳してご紹介いたします。
●偉大な物語だ。もっとも実際の戦争では敵に対していつでもそんなに親切だったわけじゃあないけどね。いずれにしても僕たちはいまやいい友達だよ。
●このドキュメンタリーを観た人はこのような日本人が他にもいたと思うだろうね。しかし、戦時中の日本人が飛び抜けて残虐だったことはよく知られている。当時の日本兵は将校から二等兵にいたるまで、捕虜を徹底的に痛めつけていた。もしこの話が本当だとしたら、この船長は例外中の例外だったんだろう。日本軍の捕虜になった者の多くは収容所でのたれ死んだ。バターン死の行進や、七三一部隊、ドーリットル空襲時の捕虜殺害を思い出せ。枢軸国が行った虐殺を忘れてはならない。
話はそれるが、私はそれでも日本人が戦争中の過ちから学んだやりかたには正直驚いている。廃墟の中から立ち上がり、国を再建し、平和国家として、また世界有数の科学技術国として今日の繁栄を築いたことは本当に賞賛に価する。このドキュメンタリーを翻訳してくれた人に謝意を表する。とても興味深かったよ。
●すばらしい投稿だ!英語に翻訳してくれてありがとう。
●僕は中国人です。ゲーム『艦コレ』の中に気になる台詞があったので、調べてみたらこの動画にたどり着きました。中国と日本はかつて凄惨な戦いを経験しましたが、工藤艦長の立派な行為には本当に脱帽いたします。彼はまさに敬服に価する日本軍人です。世界中の人が彼の武士道精神と無私の精神に学ぶべきだと思います。
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ありがとうございます。(原文ママ)
●戦後、2人が顔を合わせていたらもっとよかったのにね。
●武士道には敬服せざるをえない。これこそ戦士のあるべき道だ。それはただただ力強く、そしてクールだ‥。
●いい話だ。この工藤艦長はきっと狂った天皇が率いた日本の軍国主義に反対していた人だったんだろうな。頑迷で愚かな日本の右翼は(もちろん愛すべきリベラルな日本人もいたんだけどね‥)日露戦争での勝利に味をしめ、ハワイだろうがどこだろうが支配できると思い込んじゃったんだよ。
●これはまれなケースなのか? 僕はそうは思わない。彼は海軍兵学校で武士道を叩き込まれた人だ。もちろん戦争は人間を狂気に追い込むものだ。しかし日本人というのは概していい人が多い。それは昔からそうだった。どこの国も同じだけど、そこにはいい人もいれば悪い人もいる。だけど、日本にかぎっていえば、悪い人の割合は低いと僕は信じている。たとえあの時代であってもね。
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東北大震災が発生した際に示した日本人のふるまいはすばらしいものだった。それはまたあの当時、第二次大戦を戦った祖父たちが同じように尊敬すべき人たちだったことをも物語っている。天皇陛下とすべての日本人の御許にひざまずき、私はこう言いたい。「祖父たちの名誉を受け継いだ日本の若い世代が、これからも世界中の尊敬を集めていかれんことを」と。
●戦争は国同士のことだ。ヒロイズムは個人間でのことだ。工藤俊作はヒーローだ。
●歴史は勝者によって書かれる。敗者は常に悪魔化される。一部の悪辣な集団をもってあたかも全員がそうであるかのようにレッテルを張るのが連中のいつものやり方なんだよ。
●僕のふたりのおじもここにいた! まさにその船に乗っていたんだよ。一人は戦闘中に死亡したけど、もう一人は助かった。たぶん工藤艦長のおかげかもね。だけどその後に送られた捕虜収容所での扱いがひどかったらしく、戦後も健康が回復せず、1955年に若くして亡くなっちゃったけどね。
●武士道は侍の精神だ!

漫画 日中戦争は中国共産党が仕掛けた謀略だった!
●「なぜこの話を誰も知らなかったのか?」と多くの人が尋ねるがそこには理由がある。アメリカ人の多くが、当時の日本人は獣のようだったし、将来もそのような人たちとして非難されるべきだと考えているからだよ。敵兵を救助したこの男のエピソードを知っている人はこれまでほとんどいなかった。たとえ日本軍がアメリカ兵を実際にひどく扱ったにせよ、これは残念だよ。
●日本は偉大な歴史を持っているよね。
●樋口季一郎(日本帝国軍人)は、大勢のユダヤ人を救った。戦後処刑されそうになったけど、国際ユダヤ人協会が今度は彼を救ったんだ。
●こんな話がどうして話題になるんだ? この程度のことはヨーロッパ戦線ではよくあることだったぞ。まあ日本兵とヒューマニズムという組み合わせがそれだけ珍しかったからなんだろうけどな。
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いいや、理由は戦勝国が歴史を書き換えるせいだよ。そのため敗戦国は悪魔化されるんだ。どうして話題になるんだって? それが語られるに価する話だからだよ。残念ながら語られない物語は他にもたくさんある。
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ナチスドイツの海軍はよく敵兵を救助してたのか?
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よくいうよ。アメリカ兵がけっして捕虜をとらなかった理由を知っているか? あいつらは漂流している日本兵を見つけるとただちに機銃掃射して殺してしまうからだよ。なぜかって? たんにそうするのがやつらにとって楽しいからさ。
●連合軍が日本兵を救助したっていう話はないのか?
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そういえば連合軍が日本兵を助けたという話はほとんど聞きませんね。そういうと「日本兵は『生きて虜囚の恥ずかしめを受けず』だったから、助けようとしても助けられなかったんだ(だから悪いのは日本人だ!)」とかいう謎の答えはよく耳にしますが‥。
しかし仮にひとつでもそのようなケースがあれば、抜け目のない連合国のことです。当然のように美談として仕立て上げ、連合国がいかにヒューマニズムにあふれた正義の陣営であったかをこれでもかとばかりに繰り返し吹聴していたはずです。
ところがどういうわけか、連合国が戦時中、日本兵を助けたといったような話はまったくといっていいほど聞いたことがありません。
そもそも戦闘において、敵を助けるという行為が可能なのはそれだけの余裕があってのことです。つまりそのようなケースは敗戦国よりも戦勝国に多いのが通常だったにもかかわらずです。
それどころではありません。連合国側から実際に漏れ聞こえてくるのは、日本人を同じ人間と観ていたとは到底思えないような非道きわまりない扱いばかりです。
チャールズ・リンドバーグ 太平洋戦争の日記 ~日本軍捕虜の実態~
これはいったいどういうことなのでしょうか?
これは推測ですが、もしかしたらその背景には「日本人抹殺計画」があったのではないでしょうか。つまり「日本人は抹殺すべき対象である」以上、米兵には日本兵を助ける必要などなかったし、そうしようとも思わなかったというのが真相だったのではないでしょうか。
実際、連合軍は戦争末期、日本人抹殺計画を本気で検討していたといわれています(※)。
おそらくその準備段階での作業なのだと思いますが、1943年の調査では「日本人は(軍人、民間人に関係なく)一人残さず殺すべきだ」と米兵の約半数が答えていたといいます。また1944年12月に全国民に対して行った世論調査では、日本人全員の殺害を希望すると答えたのはアメリカ人の13%にのぼったとされています。
世論との距離感も計りながらこの悪魔のような計画の具体化へ向けて当時のアメリカ政府は着々と準備を進めていたのかもしれません。
東京大空襲や広島、長崎への原爆も今後はそうした「日本人抹殺計画」の延長線上にあるものとしてみる必要があるように思います。
また現在も植民地政府とともに進めているどうみても民族弱体化政策としか思えない日本国民に対する理不尽きわまりないさまざまな政策に対しても‥。
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